アッバシ(稲永:パキスタン料理)
過去の食事会の記録です。
会場は、港モスク至近のアッバシ。港湾地帯ということでラーメン屋さんなどガッツリ系のお店が立ち並ぶ中に、今回会場としたパキスタン料理をはじめとしたイスラム圏の各国料理のお店が各種立ち並んでいる不思議なエリアにお店はあります。
お店に入ると、まずはアルジャジーラの放送がお出迎え。店内には日本人の姿はなく、気分は既に海外旅行。メニュー一切なしで片言で注文のやりとりをした結果、1時間ほどの間ドリンク以外は注文が通ってなかったというトラブルも発生しましたが(すみませんでした。)、その後はドカドカと注文したメニューが立ち並びました。
今回注文したのは、以下の料理。基本的にはスパイス、羊肉ガッツリです。お米以外の主食はロティと呼ばれる全粒粉の無発酵のパン。精製小麦粉で作るナンと比べて安価で手軽なことから現地ではこちらがよく食べられます。
料理で一番インパクトあったのは、マンガ肉のような大きな骨つき肉が鎮座したニハリ。現地では朝食でよく食べられるそうです。カレーとバスマティライスを重ね蒸しするビリヤニもボリューム満点。
そのほかにも、コフタ(肉団子と卵のカレー) 、チャナマサラ(ひよこ豆のカレー)などスパイスをふんだんに使った料理で腹9分目となった後、トドメにサービス品としてデザートのお菓子とザルダ(ドライフルーツ入りの甘いピラフ)まで登場し出席者全員お腹パンパンの結果となりました。一部のメニューについては参考URLへのリンクを記載しました。関心持たれた方は是非ご覧ください。
マトンニハリ(羊スネ肉のシチュー 。女性陣の評価が高かったのはこちらの料理でした。)
http://majin.myhome.cx/pot-au-feu/dataroom/cooking_method/india/nihari/nihari.html
チキンビリヤニ(チキンカレーと米の重ね蒸し。ちゃんとした作り方をしてると自然な色むらができます。)
http://fugutunatennis.blogspot.com/2016/02/blog-post_28.html
ザルダ(ドライフルーツを使った甘いご飯。明らかに日本人には異質な味ですが、アメリカでもご飯はミルクで炊かれることもあります。)
https://ameblo.jp/malihas/entry-10720524791.html
また、今回も料理にちなんでパキスタン関連の本を持ち寄っていただきました。例によって本のジャンルはバラバラで、バラエティ豊かな書籍が揃いました。パキスタンという日本と接点が少ない国だったこともあり、結構書籍を探すのに苦労した方が多かったようです。
そして、ある意味今回の1番の衝撃だったお会計。メニュー、値段等一切開示されず全てお任せのお会計の結果には一同唖然でした。
[持参いただいた本リスト]
わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女
https://bookmeter.com/books/7470356
マララとイクバル パキスタンの勇敢な子どもたち
https://bookmeter.com/books/9285082
武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り
https://bookmeter.com/books/7476893
お隣りのイスラーム
https://bookmeter.com/books/12488357
パキスタンを知るための60章
https://bookmeter.com/books/202167
イスラム飲酒紀行
https://bookmeter.com/books/3335603
季刊 民族学
https://www.senri-f.or.jp/category/journal/
珍夜特急
https://amzn.to/2NGryrI
知られざる素顔のパキスタン
https://bookmeter.com/books/4077298
カワイく着こなすアジアの民族衣装
https://bookmeter.com/books/50888
カレー語辞典
https://bookmeter.com/books/11055031
旅の指さし会話帳75パキスタン (ここ以外のどこかへ)
https://bookmeter.com/books/340584