Nepal STATION(丸の内:ネパール料理) 個人的に豆ブームがまだ終わっていないので、ダルバートを食べに ネパールステーションに。 丸の内のこの界隈はネパール料理店密集地点ですが、そこの中で料理 の内容、接客含めて頭一つ抜けている印象です。 ダルバートはダルスープとカレー、アチャールとシンプルな内容ですが、 ダルスープに豆は原型残してたっぷり入っており、カレーもネパール仕様 のあっさり系です。ランチで880円とコスパもよく、お代わりも自由なので 足しげく通いたくなります。 おすすめです。
ダルバート
TIME TO SHINE(金山:ネパール料理) どうしても、豆のカレーが食べたくなって金山のTime to Shineに足を運びました。 ネパール料理をメニューに載せているお店でも、ランチタイムは作るのに手間がかかる のを嫌がって振られることが立て続いたので、ようやく口にできました。 ナンとカレーの組み合わせは、がっつり食べたい来店者側にもランチでは手間を省きたいお店側にもメリットある形なんだなと。 日本人には、ご飯と各種おかず、ダルとあっさりカレーの組み合わせの構成のネパール料理の認知度はまだまだですが、頻度高く食べるならこちらの方が食べやすいこともあるので、もっと認知度上がってほしいなと思います。
綺麗なマトンビリヤニ
ガンダーラ(亀島駅:パキスタン料理) 雪降りしきる中、亀島駅から徒歩圏内の名古屋モスクを抜けて、ガンダーラへ。 すぐ隣のウズベキスタン料理店といつも迷いますが、今回はビリヤニの誘惑に負けました。 カレー色と米のグラデーションがここまで流麗なビリヤニは、名古屋ではなかなか食べられません。骨なしのしっかりした肉質感のマトンも素敵でした。 日本人向けにハーフサイズもありますが、せっかく足を運んだからにはフルサイズを食べたくなりますね。
新栄にできたネパール料理の新店
名古屋駅西のネパール料理屋さん密集度
マリカ(名古屋駅:ネパール料理)
名古屋駅西界隈は、ネパール料理屋さんの密集区です。 徒歩圏内に少なくとも5件はお店があり、いずれも日本人よりも周辺に住む ネパールの方を対象としている模様。 この日、初めて訪問した"マリカ"はその中でもかなり所帯じみた感じで、 現地の方が楽しそうに歓談していました。 この日頼んだのは、カナセット(おかずセット)、ダルをはじめとして味付け はかなり塩が強めでご飯をいっぱい食べさせるぞという気概が感じられました。
久々の異国料理飲み会
ネパーリチュロ(金山:ネパール料理)
久々に職場の方と、複数人数での飲み会を開催しました。 今回は4名での開催でしたが、これくらいの人数がいるといろいろ頼めてやっぱり楽しいです。モモ、パ二プリ、カジャ、チャウミン、ダルバートとネパール料理店ののメニューを一通り頼んでお酒一人2杯で、一人あたり2300円。 異国料理店としては普通の値段ですが、居酒屋価格に慣れているとだいぶ安く感じるんだろうなと思いました。名古屋はネパール料理店が非常に多いので、またチャレンジ してくれると嬉しいなと。
ガンビア料理再訪
African Restaurant Jollof Kitchen(中小田井:ガンビア料理)
半年ぶりくらいに、ガンビア料理店に行ってきました。 外観がただの民家からかなりちゃんとしたお店になっており、日本人の店員さんも入っていて注文も楽でした。 今回注文したのは、フフ(芋類を臼で破砕して湯で練ったもの)入りのドモダ(アーモンド入りの肉煮込み)、ベナチン(トマトメインの炊き込みご飯)。ドモダは前に来た時よりもスパイシーになっていました。 お客さんも、安定して入ってきていて大分地域に根差してきている印象。当面は美味しくガンビア料理が食べられそうです。
移転後のアッバシ
アッバシ(稲永:パキスタン料理)
パキスタン料理会を過去に開催したアッバシが近くに移転したと知って、再訪しました。 和食屋さんだったところに入ったと思われる外観で、店内は前より狭めで内装は少し豪華になっていました。市バスのバス停の稲永町からすぐ近くで、2つとなりに、スリランカ料理屋さんもあり、今後はどちらのお店に入るのか悩むことになりそうです。 一番印象が変わったのが、店内のお客さんが現地の方ではなくこういうお店に来慣れている日本人がメインになっていたこと。 注文を聞きに来る方の日本語が非常にたどたどしいのと、分かったと言って引き下がってもちゃんと覚えていないのは相変わらずでした。 今回はビーフパヤを注文しました。牛の足が完全にとろとろになるまで煮込まれており、スパイス量は全体的に控えめであっさりした味わいでした。 付け合わせのお菓子はシロップたっぷりで、久々にこの辺の国のお菓子を食べた実感がわいてきました。 日本語ペラペラのオーナーは相変わらずだったこともあり、今後はちょこちょこ足を運ぶことになると思います。
ネパール料理を食べながら「奇書の世界史」について語る会
カトマンズキッチン(名古屋駅:ネパール料理)
過去の読書会の記録です。
今回は読書会形式ということで、動画サイトで話題となった後、視聴者の中の方とのSNSつながりで出版に至った「奇書の世界史」を課題本とさせていただきました。今回の課題本には、魔女裁判を正当化した書籍、英国人が台湾人に扮して台湾についてのでたらめを書いた偽書、傷の患部に塗らずに武器に軟膏を塗ることで治療を行う武器軟膏、といった今となってはトンデモな偽書をはじめとした興味深い書籍群が紹介されています。
参加いただいた皆様の感想の抜粋を以下に記します。

*つまらない真実よりも面白い嘘の方が求められている限り、偽書はなくならないと思う。
*偽書ではなく、天動説など当時偽書扱いされた学説を取り上げた番外編の方が、わかりやすくて面白かった。
*「椿井文書」は偽書ではあるが、こうあってほしいという希望から今でも地域史に残っているという解説に納得した。もしかしたら、「古事記」などの神話にもそういった要素があるのかもしれない。
*「魔女に与える鉄槌」のせいで十万人もの冤罪の方が魔女裁判で殺されたかと思うと非常に腹立たしいが、権威をうまく利用するなど参考になる部分もある。
*傷口ではなく傷を与えた武器に軟膏を塗って治療する武器軟膏が真面目に信じられていた時代が信じられなかったが、この話を通して中世ヨーロッパの医療水準が非常に低かったことを知った。
*大正時代に野球が害毒と、まことしやかに書き立てられた新聞記事が存在することは驚きだったが、冷静に考えると当時の日本に集団スポーツはほとんどなかったような気がする。
*本書を読む前から偽書には興味があったので「ヴォイニッチ手稿」は興味を持っていた。暗号にはやはりロマンがある。
*イギリス人が台湾の習俗についてデタラメを描いた偽書、「台湾誌」の著者と批判者とのやりとりは現代の詐欺師とほぼ同じだと思った。
*ヴェルヌの「月世界旅行」を読んだ少年が科学者となって、最終的にはロケットを開発したという逸話は夢があって好き。
*スウィフトの「穏健な提案」は不穏で背徳的な印象を受けるが、「ガリヴァー旅行記」も今読み返すと似たような箇所が散見される。しかも、この作品よりもアイルランドの当時の実態がさらにひどかったと思うと考えさせられるものがある。
*レスボス島に関する偽のイメージを植え付けた偽書、「ビリティスの歌」には騙された。女性が書いたとしか思えない詩をわざわざ男性が書いていたと思うと、非常におかしい。また、作中に解読不能と注記した箇所を設けるあたりがうまいと思った。
*本書の前半部を大晦日に読んだ影響で、初夢で変な夢を見た。

本書の類書として偽書に関する研究書をお持ちいただいた方もおみえでした。
本書で紹介されている書籍の内容自体は現代人にとっては無用の長物ですが、その成立背景を鑑みてみると、ネットに頼りきって知識を得ている現代人の我々の常識感の危うさを自覚できる有用な書籍だと思います。
さて、そろそろ食べたもののお話も。今回の会場は名駅西口エリアのネパール料理店、「カトマンズキッチン 」。このエリアは現地仕様のネパール料理店が増加傾向で、名古屋駅から徒歩圏内にここを含めて少なくとも三件のお店が林立しています。付近のお店の特徴は、現地向けの定食料理(ターリー、ダルバート)が非常に安価で提供されていること(こちらのお店のベジターリーは590円)。おそらく、名駅エリアで600円台で満腹サイズの夕食がとれるお店は、チェーンのファストフード店を除きほとんどないと思います。
今回注文した料理は以下の通りです。上述のターリーに加え、モモ(餃子)、チャウミン(焼きそば)といったネパールの定番メニューを中心に注文しました。タスセット(マトンフライとその付け合わせ)のジャガイモのカレー炒めは結構辛かったですが、その他の料理は比較的スパイス控えめで食べやすかったのではないでしょうか。お店は、我々以外はほぼネパール人の方ばかり。子供連れの方も多く非常にアットホームな雰囲気で、このお店が現地の皆様に愛されていることがうかがえました。
【注文した料理】

フライドソーセージ

スープモモ(ネパールの餃子)

チキンチャウミン(ネパールの焼きそば)

タスセット(マトン肉フライ、大豆炒め、ジャガイモのカレー炒め、プザ(ライスパフ)ジャガイモがかなり唐辛子きつめの味付けでした。)

ターリーセット(ベジタブルターリー、ポークターリー、チキンターリーを注文しました。奥の真ん中のカレー以外は共通です。写真はベジタブルターリー。)
インドネシア料理会
インドネシアン・イフウシュショクドウ・サマサマ(栄:インドネシア料理)
過去の料理会の記録です。
日本人向けの飲食店が立ち並ぶ中、とあるビルの2Fに上がると、広いちゃぶ台とクッションがおかれた庶民的な空間が待っています。今回も、我々がお店に入った後しばらくすると、続々と現地の方が来店し時に歌も歌いながら楽しくお喋りしている異国な空間に誘われます。
メニューを開くと、英語と日本語付きの料理に加え、現地の方向けのインドネシア語オンリーのメニューページもかなり多く、何を注文しようか大変迷います。ハラル仕様のお店のため、アルコールはありませんが、ドリンクメニューにはドリアンジュースという何やら怪しい雰囲気のものも用意されています。
今回の参加条件ですが、インドネシア料理店での開催は2回目ですので、従来通りインドネシアに関する書籍に加えて、熱帯果実の中でも異彩を放つドリアンに関する本についても可能であれば持参をお願いしました。複数冊持参いただいた方も多数お見えで、インドネシアに関する本では、旅行記、小説、服飾の図鑑、歴史書、現地の遺跡のミニチュアに関する専門書などが集まりました。ドリアンに関する本は、かなり入手が難しかったようですが、ドリアンの生態、食べ方などが書かれた書籍に加え、ゴム栽培とドリアン栽培で生計を立てるマレーシアの先住民についての書籍を持参いただいた方もいらっしゃいました。
そして、今回注文した料理は以下の通りです。国民食のミックスプレート、ナシチャンプルに加え、テンペ(大豆のクモノスカビで発酵させた納豆よりも硬めの発酵食品)やココナツを使ったスープやお菓子など、専門のお店でないとと中々食べられないもも選定しました。インドネシア料理は、スパイスがそれほどたっぷりは使われておらず、海老の魚醤などで旨味もしっかりもあるので食べやすいものが多かったです。ただ、油断すると、後味に強烈な辛味を感じる料理もありました。
ドリンクでは、その場でジューサーで作るフレッシュジュースが多く用意されており、バナナ、アボガドなどはかなり飲みやすいものでした。ドリアンジュースに挑戦した方も1名おられましたが、強烈な匂いもあって一人で飲み切るのはかなり辛かったようです。いつか、しっかり熟したドリアンをみんなで食べる機会も設けられたら良いなと思います。
今回の募集も定員到達までわずか2時間という状況の中、初参加の方を含めて12名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。次回はおそらく年明けとなると思いますが、課題本形式、持参本形式のどちらにしようか現在検討中です。また、よろしくおねがいたします。
【注文した料理】
*Cumi cumi goreng tepung
(イカのフライのピリ辛ソース和え。こちらのソースはかなり甘みも強めで食べやすかったです。)

*Oseng oseng tempe
(テンペと野菜の炒め物。こちらも甘みの強い味付けでしたが、所々に紛れている唐辛子の辛味は強烈でした。)

*Empal
(牛肉の甘辛揚げ。ビーフジャーキーを思わせる水分少なめまでしっかり揚げられた牛肉は、ビールによく合いそうでした。(こちらのお店では飲めませんが))

*Nasi campur
(インドネシア料理のミックスプレート。ライスの周りにガドガド(ピーナツソースのサラダ)、サテ(しっかり固めまで焼かれた焼き鳥)、テンペなどが綺麗に盛られていました。)

*Sayur lodeh
(野菜のココナツミルク煮。この料理が一番参加者の皆様に評判がよかったと思います。たっぷりの野菜と細かく刻まれた厚揚げがココナツミルクで煮込まれています。口に入れた瞬間はかぼちゃのスープを思わせる優しい甘みが広がりますが、後味には意外なほどしっかりとした辛味がやってきます。)

*Bihun goren
(焼きビーフン。魚醤も使われているのか旨味もしっかりでした。)

*Klepon
(ヤシ糖入りココナッツダンゴ。お団子の外観の緑色に気になって注文してみたデザートです。米粉の団子の中にヤシ糖でとろりとした蜜を入れてココナッツをまぶした料理です。お団子を植物性の色素で真緑に着色しているのがとてもインパクトありますが、お味は優しい感じで口直しにぴったりでした。ご興味ある方はリンク先のレシピをご覧ください。)
http://daidoko.dewakoku.or.jp/recipe/60

【持参いただいた書籍】
*現代インドネシアを知るための60章 エリア・スタディーズ 113 明石書店
https://bookmeter.com/books/6374060
*インドネシア インドネシア語 旅の指さし会話帳 2 ここ以外のどこかへ!アジア 10
https://bookmeter.com/books/340564
*果物の王様ドリアンの植物誌 天国の味と地獄のにおい 長崎出版
https://bookmeter.com/books/1843544
*熱帯果樹とその利用 農林統計協会
http://www.aafs.or.jp/books/ISBN4-541-02285-0.html
*ドリアン-果物の王 塚谷裕一 中公新書
https://bookmeter.com/books/13458439
*インドネシア バリの踊り子 マン・アユ (世界のともだち)
https://bookmeter.com/books/9791938
*バリ島服飾文化図鑑
https://bookmeter.com/books/12974152
*ドリアン王国探訪記: マレーシア先住民の生きる世界 (フィールドワーク選書)
https://bookmeter.com/books/7526385
*親日指数世界一の国! インドネシアで快適に滞在するにはコツがある (B&Tブックス)
https://bookmeter.com/books/7686850
*インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
https://bookmeter.com/books/7465148
*バリ島に女ひとりで住んでみた。
https://bookmeter.com/books/11188342
*世界の食文化〈6〉インドネシア
https://bookmeter.com/books/1865368
*インドネシアすみずみ見聞録 (アジア・カルチャーガイド)
https://bookmeter.com/books/1053567
*ミハスの落日 (創元推理文庫)
https://bookmeter.com/books/11123034
*母が作ってくれたすごろく: ジャワ島日本軍抑留所での子ども時代 (児童書)
https://bookmeter.com/books/12875911
*神々の村、バリ島ウブドの誘惑
https://bookmeter.com/books/7493379
*NHKスペシャル アジア古都物語 ジョグジャカルタ
https://bookmeter.com/books/812028
*赤道 星降る夜 (小学館文庫)
https://bookmeter.com/books/13009916
*入門 東南アジア近現代史 (講談社現代新書)
https://bookmeter.com/books/11401517
*エビと日本人
https://bookmeter.com/books/405355
*星の牧場
https://bookmeter.com/books/14614
*みんなの建築ミニチュア 子供も大人も楽しめる 世界の建造物1000
https://bookmeter.com/books/12348012
*ボロブドール遺跡めぐり
https://bookmeter.com/books/215326
*世界の民族音楽
https://bookmeter.com/books/227884