韓国料理会

コリアタウン(新栄:韓国料理)

過去の料理会の記録です。

今回は韓国人作家の小説の持参を参加者の皆様にお願いしました。家族、特に父親との関係性や封建的な社会の息苦しさをユーモアを交えて問題提起した作品、韓国と日本という二つの祖国の間で自己のアイデンティティに逡巡する在日3世の思いを綴った作品などに加え、豊臣秀吉の朝鮮進出を阻止した李舜臣の活躍を描く歴史小説、韓国の晴れ着について可愛いイラスト付きで書かれた絵本など、多様な作品が集まりました。
 そして、今回注文した料理は以下の通りです。チヂミ、キムパといった定番料理に加え、現地ではサムギョプサルと人気を二分するポッサム(茹で豚をキムチや唐辛子などと一緒に、サンチュで包んで食べます。)、韓国風茶碗蒸しのケランチム、炸醤麺の韓国風アレンジであるチェジャン麺、注文単位が鶏1羽単位のヤンニョムチキン(鶏の甘辛揚げ)などを注文しました。
 茶碗蒸しは卵メインで日本の物よりも大分大きく、ジャージャー麺の韓国風アレンジのチェジャン麺は見た目は真っ黒で甘みが強く肉より野菜が多いなどの独自のアレンジはされてはいますが、距離的に近いこともあり和食や中華料理との共通点が感じられる料理が多かったのが興味深かったです。なお、韓国では4月14日は恋人がいないフリーの男女が黒い服を着て、チェジャン麺を食べるブラックデーという慣習が1990年代から突然できたそう。こういった流行に影響されやすい国民性も日本との共通点が感じられますね。
 
 今回の募集も定員到達までわずか1時間という状況の中、初参加の方を含めて12名の方にご参加いただきました。会話の中では、韓国旅行時の話も聞かせていただけてありがたかったです。

【注文した料理】
*野菜チヂミ(野菜たっぷりで、サクサクでした。)
*ケランチム(韓国風茶碗蒸し。卵がメインで日本の物に比べてだいぶ大きいです。)
*ヤンニョムチキン(鶏の甘辛揚げ。味噌ベース。)
*トックスープ(お餅入りのスープ。餅は日本の物より溶けずらい感じ)
*ポッサム(茹で豚。キムチや青唐辛子と一緒にサンチュ、エゴマに包んで食べます。)
*チェジャン麺(韓国の炸醤麺。かなり甘めの味付けです。)
*キムパ(韓国風のり巻き。こちらもごま油の風味豊かです。)

【持参いただいた韓国人作家の本】
菜食主義者 ハン・ガン
https://bookmeter.com/books/3353045
ギリシャ語の時間 ハン・ガン
https://bookmeter.com/books/12354950
カステラ パク・ミンギュ
https://bookmeter.com/books/8049469
娘について キム・へジン
https://bookmeter.com/books/13388774
フィフティピープル チョン・セラン
https://bookmeter.com/books/13140149
孤将 金薫
https://bookmeter.com/books/149648
ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに キム・シンフェ
https://bookmeter.com/books/12654537
走れ、オヤジ殿 キム・エラン
https://bookmeter.com/books/12507198
ソルビム―お正月の晴れ着 ペ・ヒョンジュ
https://bookmeter.com/books/560012
韓国ジョークの世界 朴承薫
https://bookmeter.com/books/2455716
君はこの国を好きか 鷺沢 萠
https://bookmeter.com/books/394525
悩む力 姜尚中
https://bookmeter.com/books/579838

バングラ&インドネシア料理を食べる会

マディナハラルレストラン(インドネシア、バングラ料理:安城)

過去の料理会の記録です。

今回の会場は新安城モスク至近のハラル料理店、「マディナハラルレストラン 」。お店近辺の住民構成上、メニューはバングラデシュとインドネシア料理が中心の多国籍料理で、いわゆるカレーはもちろん、ルンダンやナシゴレンなどもとり揃えられていました。ムスリムの方向けのレストランのため、豚肉は禁忌ですが、牛肉はOKということで一般のインド料理店にはないビーフのメニューが多かったのが印象的でした。スパイスや各種保存食品が充実した食材店も併設されており、今回参加者の中にはキロ単位でスパイスを買う猛者の方もお見えでした。
 今回の参加条件は、バングラデッシュかインドネシアに関する書籍の持参。特にバングラデシュの本を探すのは難しいのではないかと危惧していたのですが、旅行ガイドだけでなく、歴史書、美術書、芸術祭のガイドなど多様な書籍が集まりました。
 注文した料理は以下となります。いわゆるカレーではないメニューを意識して注文しました。見た目は黒っぽくあまり代わり映えしない料理もありましたが、味付けは様々で食べてみるまでのお楽しみの様相となりました。
 味付けに個人的に一番衝撃を受けたのはmorという乳飲料。バターミルクに加え、マスタードや青唐辛子などのスパイス類の他、玉ねぎなども使われているそうで、一口飲んだ時の感想はコールスローサラダ味。さっぱりはしているので、スパイシーな料理との相性は良かったです。

[注文した料理]
タラピアのフライ(現地でよく食べられるスズキの類縁種のフライ。)
ビーフビリヤニ(一般インド料理店では食べられない牛肉のビリヤニ)
アヒルのレンダン(アヒルのココナッツミルク煮。実は一番辛かったです)
ラムキバハール(羊肉のカレー煮)
二ハリ(羊のスネ肉のシチュー)

[持参いただいた書籍リスト]
人さし指会話 ベンガル語
http://sonar-bangla.biz/archives/15
世界の食文化 インドネシア
https://bookmeter.com/books/1865368
ONBEAT Vol.1 バングラデシュ&ネパール
地球の歩き方バングラデシュ
https://bookmeter.com/books/8309806
地球の歩き方インドネシア
https://bookmeter.com/books/12936903
アジアの美術
https://bookmeter.com/books/416448
わがまま歩き バリ島
https://bookmeter.com/books/8145843
大河が伝えたベンガルの歴史
https://bookmeter.com/books/8208217
瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック
https://bookmeter.com/books/6436899
裸でも生きる
https://bookmeter.com/books/559765
裸でも生きる2
https://bookmeter.com/books/473119
貧困のない世界を創る
https://bookmeter.com/books/72956
インドネシア語(ひとり歩きの会話集)
https://bookmeter.com/books/1180326
ニューエクスプレス インドネシア語
https://bookmeter.com/books/6787762
「世界遺産」謎解きガイド
https://bookmeter.com/books/10567983
アジア動物探検記
https://bookmeter.com/books/7901115
もの食う人びと
https://bookmeter.com/books/528225
バングラデシュを撮る
https://bookmeter.com/books/273627
世界の民話〈22〉インドネシア・ベトナム
https://bookmeter.com/books/1534676
虫食む人々の暮らし
https://bookmeter.com/books/156252
インドネシアの歴史
https://bookmeter.com/books/1809172
おいしいバングラデシュ
https://bookmeter.com/books/1411087

タイ料理会

BANGKOK タイ料理(矢場町:タイ料理)

過去の料理会の記録です。

 今回の会場は現地仕様のタイ料理の老舗、「BANGKOK 」。お店の場所柄、内装はタイ在住経験のある日本人男性向けの派手めのものとなっていますが、料理の方はは本格的。トムヤンクンやグリーンカレーなどの定番メニューの他に、見慣れぬハーブや野菜を使ったメニューも多数並んでいます。
 今回の参加条件は、シンプルにタイに関する書籍の持参。タイ料理や旅行に関する本が多めなのは想像通りだったのですが、一見、タイ関連に見えない絵本や小説も持参いただいた方が多く、タイ文化の奥深さが感じられ非常に興味深かったです。
 そして、今回注文した料理は以下となります。トムヤンクンやパッタイなどの定番メニューの他に、ココナツミルクの白色が特徴的なトムカーガイ、卵の黄色が特徴的なプーパッポンカレーなど色んな料理を食べました。こうやって、タイ料理を食べ比べてみると、辛味よりも強めの酸味や甘味、ナンプラーの旨味とのバランスがタイ料理の特徴なことが実感できました。一品一品の量が結構多いお店のため、色んな料理を食べ比べられるのは、大人数での会の醍醐味ですね。

[注文した料理]
*春雨サラダ
*エビ春巻き
*空心菜の炒めもの
*トムカーガイ(鶏とココナツミルクのスープ)
*プーパッポンカレー(カニと卵のカレー)
*トムヤンクン
*グリルポーク
*パッタイ(ライスヌードルの炒め物)

[持参いただいた書籍]
*ともだちがほしかったお月さま
https://bookmeter.com/books/238630
*旅名人ブックス32 タイ北部
https://bookmeter.com/books/1163709
*アジア「女子旅」の達人
https://bookmeter.com/books/11103010
*「世界遺産」謎解きガイド
https://bookmeter.com/books/10567983
*ふたご象のチムとチュム
https://bookmeter.com/books/1309219
*さおり&トニーの冒険紀行 タイで大の字
https://bookmeter.com/books/8004991
*旅の指さし会話帳1 タイ
https://bookmeter.com/books/1323814
*タイ料理のごはんですよ
https://bookmeter.com/books/1956766
*観光
https://bookmeter.com/books/631853
*タイ国の美術 (東南アジアブックス―タイの美術)
https://bookmeter.com/books/2999138
*現代世界の陛下たち:デモクラシーと王室・皇室
https://bookmeter.com/books/13104202
*熱い絹
https://bookmeter.com/books/374668
*エキゾティカ
https://bookmeter.com/books/367515
*日本の中のインド亜大陸食紀行
https://bookmeter.com/books/13798317
*10分で野菜の本格タイごはん
https://bookmeter.com/books/6505154
*ゼロからスタート! タイ移住サバーイマニュアル
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0527745

現地中華料理会

延辺館(新栄:中国東北部料理)

過去の食事会の記録です。

今回の開催形式は、「中国の空想上の生き物」に関する本の持参。集まった書籍は、西遊記、封神演義を始めとした中国の有名な民話、中国民話に基づく日本の作家の作品、神獣・妖怪の解説集、怪奇小説集などなど。今回も多様なジャンルの書籍が集まりました。個人的に知らなかった書籍も多く、また同じ怪物でも本によって様々な脚色がされており、色々興味をそそられました。
 そして、今回の会場は中国東北部(旧満州地域)出身の方に愛されている「延辺館」。これまでの会場では最大の収容サイズの3階建で、100名規模の宴会も可能です。今日も、現地の方の賑やかな声で賑わっていました。注文した料理は以下の通り。見た目のインパクトは、醤大骨(豚の背骨の煮込み)が一番ですが、日頃食べない野菜や干し豆腐などを使った料理もあり、中華料理の多様性を実感いただけたのではないでしょうか。

[注文した料理]
*醤脊骨(豚の背骨の煮込み)
*芹菜水餃(セロリ餃子)
*介蘭蠔油炒(チャイニーズブロッコリーのオイスターソース炒め)
*白菜入りの肉まん(写真撮り忘れましたがかなりのビッグサイズでした。)
*羊肉串(こちらも写真忘れましたが、クミンと唐辛子で味付けされた羊串は中国に限らず良く食べられています。)
*スペアリブとインゲン豆の煮込み
*尖椒干豆腐(唐辛子と干し豆腐の炒め物)
*蛋炒飯(卵チャーハン)
*南瓜餅(カボチャ餅)
*胡麻団子

[持参いただいた書籍]
*「図説 龍とドラゴンの世界」 笹間 良彦
https://bookmeter.com/books/204797
*「鳥姫伝」 バリー ヒューガート
https://bookmeter.com/books/509240
*「聊斎志異」 (岩波少年文庫 (507)) 蒲 松齢
https://bookmeter.com/books/31993
*「聊斎志異考―中国の妖怪談義」陳 舜臣
https://bookmeter.com/books/424455
*「高丘親王航海記」澁澤龍彦
https://bookmeter.com/books/558152
*「月の影 影の海 (上)(下)十二国記 1」小野不由美
https://bookmeter.com/books/5134946
*「封神演義〈上〉妖姫乱国の巻」 許仲琳 (著), 佐竹美保 (イラスト), 渡辺仙州 (翻訳)
https://bookmeter.com/books/535833
*「幻想世界の住人たち 3」 篠田耕一
https://bookmeter.com/books/4512312
*「西遊記(上) (福音館古典童話シリーズ)」呉承恩
https://bookmeter.com/books/361416
*「中国怪奇小説集」岡本綺堂
https://bookmeter.com/books/408288
*「悟浄出立」万城目学
https://bookmeter.com/books/11256768
*「僕僕先生 (新潮文庫)」仁木英之
https://bookmeter.com/books/577614
*「神さまがくれた漢字たち」山本 史也 (著), 白川 静 (監修)
https://bookmeter.com/books/6862
*「水木しげるの中国妖怪事典」
https://bookmeter.com/books/444320
*「姫椿」浅田次郎
https://bookmeter.com/books/542998
*「中国妖怪・鬼神図譜 」相田洋
https://bookmeter.com/books/10123567
*「黒祠の島」小野不由美
https://bookmeter.com/books/571527
*「中国怪談集」中野美代子 、武田雅哉 (編集)
https://bookmeter.com/books/445485
*「中国の神獣・悪鬼たち―山海経の世界」伊藤 清司
https://bookmeter.com/books/6877852
*「鬼灯の冷徹(4)」江口夏実
https://bookmeter.com/books/4567384

アフガニスタン料理を食べながら、辺境の怪書と歴史の驚書の読書会について語る会

アリアナ(車道:アフガニスタン料理)

過去の読書会の記録です。

課題本は、「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」。辺境探検家の高野秀行さんと、辺境に強い歴史学者の清水克行さんのお二人による異色の読書会形式の対談集となります。
 課題本の分厚さに何度も読了諦めようと思ったとか、読書会の後の飲み会が楽しすぎるとか、どこかの読書会サークルそのものじゃないかという後書きが印象的なこの作品、課題本は「大旅行記」を筆頭に辺境の歴史習俗や言語学に関する専門書が並びます。有志の方に作中の課題本を何冊か持ち寄っていただきましたが、圧巻のボリュームです。これを読了してからのマンツーマンの読書会、さぞや充実感があったことかと思います。
 今回皆様にアウトプットにいただいた内容の抜粋と課題本内に登場する読書会の課題本リストは以下となります。

[アウトプット概要]
*こんなに立派な人たちでも、後書きで課題本の読了に苦しんで何度も読書会を諦めようと思ったと書いていることに共感した。
*2人だけの読書会は、会話のターンが多いので非常に大変な反面、充実感も大きいだろうと思った。

*権力者に支配させないため、あえて連絡手段を持たない戦略があるというのには驚いた。
*支配者が搾取する手段としてコメが極めて有用な作物であるという視点は非常に新鮮だった。
*「タイムスクープハンター」は権力者に偏らない視点で歴史を語っており好きだったが、清水克行さんが時代考証を担当していたと聞いて驚いた。
*怠けるという概念には懈怠(けたい)と懶惰(らんだ)があり、夏休みの宿題を7月のうちにやってしまうような人間は懶惰であり、決して「勤勉」ではないという考え方があるのに驚いた。仕事中でもこの言葉を使ってみたいと思った。
*義経は実際にはかなり粗暴な人間だったことを知ったが、弁慶とキャラが被るので大河ドラマ等で美男子の設定になっていることを知り、刷り込みは怖いなと思った。
*蝦夷(関東以北に住んでいた人々)の歴史はほとんど語られていないので、「将門記」を興味深く読んだ。
*今日のことしか考えないビタハンの考え方は自分に近いと思った。
*ビタハンのあるがまま捉える考え方は、禅の考え方に近いかもしれない。
*子供を大切にする西洋の考えが普遍的だと思っていたので、必ずしも子供を重要視しないビタハンのような考え方があるのに驚いた。
*ビタハンも興味深いが、年末にNHKで放送されていた「最後のイゾラド」に会ってみたい。

*厚すぎて無理だと思うが「大旅行記」はいつか読んでみたい。
*うまくまとめられないが、この本を読んで「辺境」とは何だと考え込んでしまった。

[課題本リスト]
『ゾミア』https://bookmeter.com/books/7279699
『世界史のなかの戦国日本』https://bookmeter.com/books/4726397
『大旅行記』全8巻https://bookmeter.com/books/233600
『将門記』https://bookmeter.com/books/2566867
『ギケイキ』https://bookmeter.com/books/12879796
『ピダハン』https://bookmeter.com/books/4644905
『列島創世記』https://bookmeter.com/books/514851
『日本語スタンダードの歴史』https://bookmeter.com/books/6749147

 普遍的だと思っていたものが普遍的ではなかったことを知ったなど、物の見方を考えさせられたという感想が多かったかと思います。

 今回の会場は貴重なアフガニスタン料理を気軽に食べられるアリアナレストランを選定させていただきました。こちらのお店は、ランチだとカレーがメインになりますが、夜はなかなかお目にかかれないアフガニスタン、イラン料理が食べられます。また、店員さんは日本語が非常に達者です。
 注文した料理は下記の通り、

アリアナサラダ(店名が冠されたボリューミーなサラダ)
ボラニ(アフガニスタンのお好み焼き)
マントゥ(アフガン風蒸し餃子)
ボラニポンジョン(揚げナスのトマトソース煮)
タンドリーセット
カブリパラウ(アフガニスタンの炊き込みご飯)
ゼレシュクパラウ(サフランライスの炊き込みご飯)
ダルマカハニ(4種のひよこ豆のカレー)

お肉メインの構成でしたが、現地の蒸し餃子やお好み焼きに似た料理もあり、ボリュミーかつスパイスは穏やか目で非常に好評でした。

ウイグル料理会

烏魯木齊料理(閉店)(新栄:ウイグル料理)

過去の食事会の記録です。

日本人には難読な店名で想像される通り、メインのお客さんは中国系の方ですが、店員さんは日本語堪能で予約や注文には特に困りませんでした。ただ、想定済みでしたが、料理が出てくるペースは極めてのんびりで、最初に注文した料理が一通り揃うまでに約3時間かかる結果となりました。
 今回注文した料理は以下の通り。ウイグル料理は何と言っても羊肉がメイン。羊肉はクミンや唐辛子などの香辛料で調理されており、ちょっとスパイシーなものもありましたが羊の臭みは上手に緩和されていました。

[注文した料理]
*ジャガイモの千切りサラダ
*羊肉串(羊肉の串焼き。クミンと唐辛子は羊肉によく合います。)
*大盆鳥(鶏肉とジャガイモのスパイシー煮。下見の時より大分スパイシーでした。)
*羊肉の塩茹で(ポロ(炊き込みご飯)が作れないとのことでサービスで出して頂きました。)
*ラグマン(手打ち麺。麺はとんでもなく長いです。)
*薄皮包子(餃子というより肉まんサイズ。羊肉の角切りがたっぷり、肉汁もたっぷり。)

 また、今回でウイグル料理店での開催は二度目になることから、持参本の様式は少し趣向を変えて西遊記関連本とさせていただきました。
 お題に西遊記を選んだのは、お話自体は誰もが知っていますが詳細を読んだ日本人はほとんどいないであろうとということに加え、主催者が大学生時代の授業で中国文学の大家の教授から猪八戒に関する愛を熱く語られたことが強い印象に残っていたという背景もあったりします。
 今回皆様に持参いただいた書籍は以下の通りです。西遊記を下敷きにした文学や研究書に加え、書に関する書籍など皆様の興味の幅が伺える選書で大変興味深かったです。
 主催者も上記の授業の資料を持参させて頂き、猪八戒をはじめとした中国の空想上の生き物について皆様にも強いご興味を持っていただけて嬉しかったです。また、上記の他に、ウイグル文化やウイグル語に関する本を持参いただいた方もお見えでした。

[皆様に持参いただいた西遊記関連本]
*「猪八戒の大冒険」武田雅哉
https://bookmeter.com/books/373917
*「西遊記〈上〉悟空誕生の巻」渡辺仙州 / 佐竹美保
https://bookmeter.com/books/486137
*西遊記 キャラクターファイル
https://bookmeter.com/books/2646016
*「現代日本文学館 李陵 山月記」中島敦
https://bookmeter.com/books/6852708
*『西遊記』の神話学―孫悟空の謎 (中公新書)
https://bookmeter.com/books/108097
*「ぼくの孫悟空 (1)」手塚治虫
https://bookmeter.com/books/583777
*「なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?」中野美代子
https://bookmeter.com/books/7270390
*西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)
https://bookmeter.com/books/544643
*別冊NHK100分de名著 読書の学校 出口治明 特別授業『西遊記』
https://bookmeter.com/books/12882981
*孫悟空の誕生―サルの民話学と「西遊記」中野美代子
https://bookmeter.com/books/1064581
*「高丘親王航海記」澁澤龍彦
https://bookmeter.com/books/558152
*「玄奘西域記」諏訪緑
https://bookmeter.com/books/505406
*雁塔聖教序[唐・褚遂良/楷書] (中国法書選 34)
https://bookmeter.com/books/160818
*「西遊記」 胡芳芳
https://bookmeter.com/books/340432
*「悟浄出立」万城目学
https://bookmeter.com/books/8144541
*中国の五大小説〈上〉三国志演義・西遊記 (岩波新書)
https://bookmeter.com/books/513878
*「旅行く孫悟空 (東アジアの西遊記) 」 磯部 彰
https://bookmeter.com/books/4168093
*絵本西遊記 Kindle版 弓館 芳夫 (著), 水島 爾保布 (イラスト)

名古屋ガンビア名誉総領事の料理が食べられる店

African Restaurant Jollof Kitchen(中小田井:ガンビア料理)

 名古屋から少し北の中小田井駅から徒歩圏内に、外観はただのクリーニング店といった感じのお店があります。中に入ると、いきなり原色系の内装とテンションが高く日本語ペラペラのおば様から声をかけられます。 この方が実は、日本には一人しかいないガンビア名誉総領事で、ガンビアの方のパスポート発行からオリパラの際の来場者のアテンドまで一手に引き受けています。しかも無給で。

「名古屋いいとこだよ、めっちゃ好き」 食堂の名物おかみ、実はガンビア総領事

 そんなことは行った時には知らなかったので、普通においしくご飯を食べてきました。今回頼んだのはドモダ(骨付きチキンのピーナツバター煮込み)とチキンパイ。ドモダはスパイスは入っていますが、それほど癖もなく食べやすい感じ。チキンパイはボリュームがかなりありました。名古屋でアフリカ料理は流石にまだ少ないので、こちらのお店は貴重な存在かと思います。

エジプト料理会

siDra(惟信町:エジプト料理)

過去の料理会の記録です。

 愛知県内で現在エジプト料理が食べられるお店は、調査した限りここ1軒のみとなります。
 エジプト料理はスパイスの量は比較的控えめでトマトやオリーブオイルとお肉が多用された構成。近接する地中海沿岸のヨーロッパ諸国の影響も受けており、日本人でも食べやすい料理が多いと思います。なお、お店のキャパの関係で今回募集定員は10名としましたが、これまでの最短時間で満席となったため、初の追加日程を設けさせていただくこととしました。いつも、早急な参加表明いただいている参加者の皆様に感謝いたします。
 さて、今回注文した料理は以下の通り。お肉中心の構成ですが、豆ベースのペーストやパスタ入りのライスなどなかなか見慣れないメニューも並んでいます。ただ、スパイスの量は比較的控えめで日本人の舌にも合う印象。10名で実施したのでいろんな料理が食べられました。

[注文した料理、ドリンク]
*ホムモス(ひよこ豆のペースト)
*フルミダムス(そら豆の煮込み)
*ピタパン
*ライス(ショートパスタ入り)
*パミヤ(オクラと牛肉のトマト煮込み)
*チキングリル
*ラムチョップとカブサ(炊き込みご飯)
*コフタマシュウイヤ(ひき肉の串焼き)
*シーシュタウーク(チキンバーベキュー)
*スパゲティケバブ
*ビーフレバープレート
*タジンマカロニベシャメル(牛ミンチとチーズのグラタン)
*名称不明(シロップのかかった春巻きのデザート。比較的甘さ控えめで美味しかったです。)
*ロズウィラバン(ライスプディングとバニラアイス)
*オムアーリ(生クリームとミックスナッツのミルフィーユ仕立て)
*カルカデ(ハイビスカスティー)
*マンゴーミルクジュース
*ストロベリーミルクジュース
*ミントティー

また、今回もエジプトに関する書籍を参加者の方に持参いただきました。エジプト関連本は、ピラミッドやナイル文化などを含めると多数日本語で出版されており、探すのは比較的容易だったと思います。古代エジプト関係の書籍が多めの印象で、ツタンカーメンやイシスなどエジプト神話に関する本も持参いただきました。皆さんお好きですね。

[皆様に持参いただいたエジプト関連本]
aruco エジプト
https://bookmeter.com/books/1052993
ヒエログリフがわかる絵本
https://bookmeter.com/books/227529
図解古代エジプトシンボル事典
https://bookmeter.com/books/1517992
ツタンカーメンと出エジプトの謎
https://bookmeter.com/books/227918
誰がツタンカーメンを殺したか
https://bookmeter.com/books/234183
運命の王子
https://bookmeter.com/books/1253208
古代エジプトうんちく図鑑
https://bookmeter.com/books/494162
古代エジプト王国トラベルガイド
https://bookmeter.com/books/349751
ナイルに死す アガサクリスティ
https://bookmeter.com/books/574364
世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編
https://bookmeter.com/books/4047181
イシス 山岸涼子
https://bookmeter.com/books/567344
ラー 高野史緒
https://bookmeter.com/books/469335
旅の指さし会話帳 エジプト
https://bookmeter.com/books/93511
ファラオの食卓
https://bookmeter.com/books/1958114
おいしい中東 オリエントグルメ旅
https://bookmeter.com/books/7112057

ネパール料理を食べながら謎のアジア納豆について語る会 レポート

Nepal STATION(伏見:ネパール料理)

過去の読書会記録です。

著者は、早稲田大探検部出身の高野秀行氏。これまでも今後の奥地に生息するという謎の幻獣を探したり、麻薬トライアングル地帯に乗り込んだり、イスラム圏で禁忌のアルコールを探し求めたりと、世界各国問わずに冒険されている様子を面白おかしく書いた書籍を多数出版されています。
 今回の課題本、「謎のアジア納豆―そして帰ってきた<日本納豆>―」は、日本人が日本独自の文化だと誤解している納豆に関する食文化について、アジアの様々な場所で独自に発達した多様な納豆を追い求め、得られた情報や現物の分析結果を元にその関係性についても考察を図った作品です。

 今回は12名の方にご参加頂き、様々な観点からアウトプットいただきました。

*東アジアでは納豆はご飯の付け合わせでなく、調味料として使用されているのが興味深かった。
*東アジア地域の人たちは旨味を好むので、山間部は大豆、海沿いは魚を使ってアミノ酸豊富な調味料を作っているのが理解できた。
*東アジア地域以外だと旨味という概念がないので、インドや中東は食文化が大きく異なる。スパイスや酸味で味をつけている。
*煎餅状の納豆の見た目のインパクトが大きかった。味のイメージがつかないので食べて見たい。
*日本の納豆が糸引きすぎというのは同感。時々、購入した納豆が糸を引きすぎて驚くことがある。
*ミャンマーで味噌汁と海苔とご飯という和食としか思えない取り合わせの料理があったのが非常に興味深かった。
*葉っぱや条件を変えて納豆を試作している様子が興味深かった。納豆が二日でできるのは知らなかった。明日、自宅で作ってみようと思う。
*自然界でどこにでも納豆菌がいるのは知らなかった。
*日本の中でも地域によって食文化に大きな違いがある。お雑煮がない地方があるのにびっくりした。
*日本への納豆の伝来の歴史があまり分かっていないのが意外だった。雪納豆など、そもそも間違って伝わってしまっている事象もあったし。
*日本人でも納豆の付け合わせに色々多様性があるのが面白い(卵、ネギ、ツナ、鰹節、キムチなど)
*マド(納豆大好きな著者の飼い犬)が超かわいい。
*著者の行動力と分析力が半端ない。この人の他の作品も読みたくなった。

 この本の主テーマのアジア各国の食文化の奥深さだけでなく、日本の食文化についてもまだまだ知らないことが多いことを実感しました。

 今回の会場には丸の内の”ネパールステーション”を選定しました。名古屋に点在するネパール料理店の中でも屈指のメニュー数を誇るこちらのお店で、課題本にちなんでお豆料理を中心にネパール料理を堪能しました。
 シロップに漬け込まれた激甘のスイーツや鮮烈な辛さのお肉料理など、和食と明らかに異なる味付けの料理もありました。一方、稲や小麦を育てるのが難しいネパール山間部でカレーの付け合わせの主食で食べられているディード。こちらは蕎麦がきそのものであり、こんなとこにも日本の食文化との共通点が見受けられるのが非常に興味深かったです。

[注文した料理]
*ネパールサラダ
*グンドゥルク(発酵野菜と豆の和え物。)
*大豆のスパイス和え(結構辛かったです。)
*チャナアンドフライ(ヒヨコマメと卵の炒め物)
*ネワリサマエバジセット(干し飯、生姜、大豆、緑豆、青菜炒め、スパイシージャガイモ和え、漬物、マトンのスパイス和え、豆のパンケーキ、揚げ小魚、ネパール風湯卵のセット)
*スチームモモ(羊肉の蒸し餃子)
*ベジモモ(野菜の蒸し餃子)
*マトンカレー(羊肉のカレー)
*ポークセクワ(豚肉の串焼き)
*クワティカレー(発芽ミックス豆のカレー)
*ディード(蕎麦粉を練った蕎麦がき。ネパール山間部の主食です。)
*バスマティライス
*ラスバリ(カッテージチーズの団子のシロップ漬け。激甘)

パキスタン料理会

アッバシ(稲永:パキスタン料理)

過去の食事会の記録です。

会場は、港モスク至近のアッバシ。港湾地帯ということでラーメン屋さんなどガッツリ系のお店が立ち並ぶ中に、今回会場としたパキスタン料理をはじめとしたイスラム圏の各国料理のお店が各種立ち並んでいる不思議なエリアにお店はあります。
 お店に入ると、まずはアルジャジーラの放送がお出迎え。店内には日本人の姿はなく、気分は既に海外旅行。メニュー一切なしで片言で注文のやりとりをした結果、1時間ほどの間ドリンク以外は注文が通ってなかったというトラブルも発生しましたが(すみませんでした。)、その後はドカドカと注文したメニューが立ち並びました。
 今回注文したのは、以下の料理。基本的にはスパイス、羊肉ガッツリです。お米以外の主食はロティと呼ばれる全粒粉の無発酵のパン。精製小麦粉で作るナンと比べて安価で手軽なことから現地ではこちらがよく食べられます。
 料理で一番インパクトあったのは、マンガ肉のような大きな骨つき肉が鎮座したニハリ。現地では朝食でよく食べられるそうです。カレーとバスマティライスを重ね蒸しするビリヤニもボリューム満点。
 そのほかにも、コフタ(肉団子と卵のカレー) 、チャナマサラ(ひよこ豆のカレー)などスパイスをふんだんに使った料理で腹9分目となった後、トドメにサービス品としてデザートのお菓子とザルダ(ドライフルーツ入りの甘いピラフ)まで登場し出席者全員お腹パンパンの結果となりました。一部のメニューについては参考URLへのリンクを記載しました。関心持たれた方は是非ご覧ください。

マトンニハリ(羊スネ肉のシチュー 。女性陣の評価が高かったのはこちらの料理でした。)
http://majin.myhome.cx/pot-au-feu/dataroom/cooking_method/india/nihari/nihari.html
チキンビリヤニ(チキンカレーと米の重ね蒸し。ちゃんとした作り方をしてると自然な色むらができます。)
http://fugutunatennis.blogspot.com/2016/02/blog-post_28.html
ザルダ(ドライフルーツを使った甘いご飯。明らかに日本人には異質な味ですが、アメリカでもご飯はミルクで炊かれることもあります。)
https://ameblo.jp/malihas/entry-10720524791.html

 また、今回も料理にちなんでパキスタン関連の本を持ち寄っていただきました。例によって本のジャンルはバラバラで、バラエティ豊かな書籍が揃いました。パキスタンという日本と接点が少ない国だったこともあり、結構書籍を探すのに苦労した方が多かったようです。
そして、ある意味今回の1番の衝撃だったお会計。メニュー、値段等一切開示されず全てお任せのお会計の結果には一同唖然でした。

[持参いただいた本リスト]
わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女
https://bookmeter.com/books/7470356
マララとイクバル パキスタンの勇敢な子どもたち
https://bookmeter.com/books/9285082
武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り
https://bookmeter.com/books/7476893
お隣りのイスラーム
https://bookmeter.com/books/12488357
パキスタンを知るための60章
https://bookmeter.com/books/202167
イスラム飲酒紀行
https://bookmeter.com/books/3335603
季刊 民族学
https://www.senri-f.or.jp/category/journal/
珍夜特急
https://amzn.to/2NGryrI
知られざる素顔のパキスタン
https://bookmeter.com/books/4077298
カワイく着こなすアジアの民族衣装
https://bookmeter.com/books/50888
カレー語辞典
https://bookmeter.com/books/11055031
旅の指さし会話帳75パキスタン (ここ以外のどこかへ)
https://bookmeter.com/books/340584