久々の異国料理飲み会

ネパーリチュロ(金山:ネパール料理)

 久々に職場の方と、複数人数での飲み会を開催しました。
 今回は4名での開催でしたが、これくらいの人数がいるといろいろ頼めてやっぱり楽しいです。モモ、パ二プリ、カジャ、チャウミン、ダルバートとネパール料理店ののメニューを一通り頼んでお酒一人2杯で、一人あたり2300円。
 異国料理店としては普通の値段ですが、居酒屋価格に慣れているとだいぶ安く感じるんだろうなと思いました。名古屋はネパール料理店が非常に多いので、またチャレンジ
してくれると嬉しいなと。

インドネシア料理会

インドネシアン・イフウシュショクドウ・サマサマ(栄:インドネシア料理)

過去の料理会の記録です。

 日本人向けの飲食店が立ち並ぶ中、とあるビルの2Fに上がると、広いちゃぶ台とクッションがおかれた庶民的な空間が待っています。今回も、我々がお店に入った後しばらくすると、続々と現地の方が来店し時に歌も歌いながら楽しくお喋りしている異国な空間に誘われます。
 メニューを開くと、英語と日本語付きの料理に加え、現地の方向けのインドネシア語オンリーのメニューページもかなり多く、何を注文しようか大変迷います。ハラル仕様のお店のため、アルコールはありませんが、ドリンクメニューにはドリアンジュースという何やら怪しい雰囲気のものも用意されています。
 今回の参加条件ですが、インドネシア料理店での開催は2回目ですので、従来通りインドネシアに関する書籍に加えて、熱帯果実の中でも異彩を放つドリアンに関する本についても可能であれば持参をお願いしました。複数冊持参いただいた方も多数お見えで、インドネシアに関する本では、旅行記、小説、服飾の図鑑、歴史書、現地の遺跡のミニチュアに関する専門書などが集まりました。ドリアンに関する本は、かなり入手が難しかったようですが、ドリアンの生態、食べ方などが書かれた書籍に加え、ゴム栽培とドリアン栽培で生計を立てるマレーシアの先住民についての書籍を持参いただいた方もいらっしゃいました。
 そして、今回注文した料理は以下の通りです。国民食のミックスプレート、ナシチャンプルに加え、テンペ(大豆のクモノスカビで発酵させた納豆よりも硬めの発酵食品)やココナツを使ったスープやお菓子など、専門のお店でないとと中々食べられないもも選定しました。インドネシア料理は、スパイスがそれほどたっぷりは使われておらず、海老の魚醤などで旨味もしっかりもあるので食べやすいものが多かったです。ただ、油断すると、後味に強烈な辛味を感じる料理もありました。
 ドリンクでは、その場でジューサーで作るフレッシュジュースが多く用意されており、バナナ、アボガドなどはかなり飲みやすいものでした。ドリアンジュースに挑戦した方も1名おられましたが、強烈な匂いもあって一人で飲み切るのはかなり辛かったようです。いつか、しっかり熟したドリアンをみんなで食べる機会も設けられたら良いなと思います。
 今回の募集も定員到達までわずか2時間という状況の中、初参加の方を含めて12名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。次回はおそらく年明けとなると思いますが、課題本形式、持参本形式のどちらにしようか現在検討中です。また、よろしくおねがいたします。

【注文した料理】
*Cumi cumi goreng tepung
(イカのフライのピリ辛ソース和え。こちらのソースはかなり甘みも強めで食べやすかったです。)

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*Oseng oseng tempe
(テンペと野菜の炒め物。こちらも甘みの強い味付けでしたが、所々に紛れている唐辛子の辛味は強烈でした。)

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*Empal
(牛肉の甘辛揚げ。ビーフジャーキーを思わせる水分少なめまでしっかり揚げられた牛肉は、ビールによく合いそうでした。(こちらのお店では飲めませんが))

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*Nasi campur
(インドネシア料理のミックスプレート。ライスの周りにガドガド(ピーナツソースのサラダ)、サテ(しっかり固めまで焼かれた焼き鳥)、テンペなどが綺麗に盛られていました。)

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*Sayur lodeh
(野菜のココナツミルク煮。この料理が一番参加者の皆様に評判がよかったと思います。たっぷりの野菜と細かく刻まれた厚揚げがココナツミルクで煮込まれています。口に入れた瞬間はかぼちゃのスープを思わせる優しい甘みが広がりますが、後味には意外なほどしっかりとした辛味がやってきます。)

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*Bihun goren
(焼きビーフン。魚醤も使われているのか旨味もしっかりでした。)

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*Klepon
(ヤシ糖入りココナッツダンゴ。お団子の外観の緑色に気になって注文してみたデザートです。米粉の団子の中にヤシ糖でとろりとした蜜を入れてココナッツをまぶした料理です。お団子を植物性の色素で真緑に着色しているのがとてもインパクトありますが、お味は優しい感じで口直しにぴったりでした。ご興味ある方はリンク先のレシピをご覧ください。)
http://daidoko.dewakoku.or.jp/recipe/60

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【持参いただいた書籍】
*現代インドネシアを知るための60章 エリア・スタディーズ 113 明石書店
https://bookmeter.com/books/6374060
*インドネシア インドネシア語 旅の指さし会話帳 2 ここ以外のどこかへ!アジア 10
https://bookmeter.com/books/340564
*果物の王様ドリアンの植物誌 天国の味と地獄のにおい 長崎出版
https://bookmeter.com/books/1843544
*熱帯果樹とその利用 農林統計協会
http://www.aafs.or.jp/books/ISBN4-541-02285-0.html
*ドリアン-果物の王 塚谷裕一 中公新書
https://bookmeter.com/books/13458439
*インドネシア バリの踊り子 マン・アユ (世界のともだち)
https://bookmeter.com/books/9791938
*バリ島服飾文化図鑑
https://bookmeter.com/books/12974152
*ドリアン王国探訪記: マレーシア先住民の生きる世界 (フィールドワーク選書)
https://bookmeter.com/books/7526385
*親日指数世界一の国! インドネシアで快適に滞在するにはコツがある (B&Tブックス)
https://bookmeter.com/books/7686850
*インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
https://bookmeter.com/books/7465148
*バリ島に女ひとりで住んでみた。
https://bookmeter.com/books/11188342
*世界の食文化〈6〉インドネシア
https://bookmeter.com/books/1865368
*インドネシアすみずみ見聞録 (アジア・カルチャーガイド)
https://bookmeter.com/books/1053567
*ミハスの落日 (創元推理文庫)
https://bookmeter.com/books/11123034
*母が作ってくれたすごろく: ジャワ島日本軍抑留所での子ども時代 (児童書)
https://bookmeter.com/books/12875911
*神々の村、バリ島ウブドの誘惑
https://bookmeter.com/books/7493379
*NHKスペシャル アジア古都物語 ジョグジャカルタ
https://bookmeter.com/books/812028
*赤道 星降る夜 (小学館文庫)
https://bookmeter.com/books/13009916
*入門 東南アジア近現代史 (講談社現代新書)
https://bookmeter.com/books/11401517
*エビと日本人
https://bookmeter.com/books/405355
*星の牧場
https://bookmeter.com/books/14614
*みんなの建築ミニチュア 子供も大人も楽しめる 世界の建造物1000
https://bookmeter.com/books/12348012
*ボロブドール遺跡めぐり
https://bookmeter.com/books/215326
*世界の民族音楽
https://bookmeter.com/books/227884

韓国料理会

コリアタウン(新栄:韓国料理)

過去の料理会の記録です。

今回は韓国人作家の小説の持参を参加者の皆様にお願いしました。家族、特に父親との関係性や封建的な社会の息苦しさをユーモアを交えて問題提起した作品、韓国と日本という二つの祖国の間で自己のアイデンティティに逡巡する在日3世の思いを綴った作品などに加え、豊臣秀吉の朝鮮進出を阻止した李舜臣の活躍を描く歴史小説、韓国の晴れ着について可愛いイラスト付きで書かれた絵本など、多様な作品が集まりました。
 そして、今回注文した料理は以下の通りです。チヂミ、キムパといった定番料理に加え、現地ではサムギョプサルと人気を二分するポッサム(茹で豚をキムチや唐辛子などと一緒に、サンチュで包んで食べます。)、韓国風茶碗蒸しのケランチム、炸醤麺の韓国風アレンジであるチェジャン麺、注文単位が鶏1羽単位のヤンニョムチキン(鶏の甘辛揚げ)などを注文しました。
 茶碗蒸しは卵メインで日本の物よりも大分大きく、ジャージャー麺の韓国風アレンジのチェジャン麺は見た目は真っ黒で甘みが強く肉より野菜が多いなどの独自のアレンジはされてはいますが、距離的に近いこともあり和食や中華料理との共通点が感じられる料理が多かったのが興味深かったです。なお、韓国では4月14日は恋人がいないフリーの男女が黒い服を着て、チェジャン麺を食べるブラックデーという慣習が1990年代から突然できたそう。こういった流行に影響されやすい国民性も日本との共通点が感じられますね。
 
 今回の募集も定員到達までわずか1時間という状況の中、初参加の方を含めて12名の方にご参加いただきました。会話の中では、韓国旅行時の話も聞かせていただけてありがたかったです。

【注文した料理】
*野菜チヂミ(野菜たっぷりで、サクサクでした。)
*ケランチム(韓国風茶碗蒸し。卵がメインで日本の物に比べてだいぶ大きいです。)
*ヤンニョムチキン(鶏の甘辛揚げ。味噌ベース。)
*トックスープ(お餅入りのスープ。餅は日本の物より溶けずらい感じ)
*ポッサム(茹で豚。キムチや青唐辛子と一緒にサンチュ、エゴマに包んで食べます。)
*チェジャン麺(韓国の炸醤麺。かなり甘めの味付けです。)
*キムパ(韓国風のり巻き。こちらもごま油の風味豊かです。)

【持参いただいた韓国人作家の本】
菜食主義者 ハン・ガン
https://bookmeter.com/books/3353045
ギリシャ語の時間 ハン・ガン
https://bookmeter.com/books/12354950
カステラ パク・ミンギュ
https://bookmeter.com/books/8049469
娘について キム・へジン
https://bookmeter.com/books/13388774
フィフティピープル チョン・セラン
https://bookmeter.com/books/13140149
孤将 金薫
https://bookmeter.com/books/149648
ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに キム・シンフェ
https://bookmeter.com/books/12654537
走れ、オヤジ殿 キム・エラン
https://bookmeter.com/books/12507198
ソルビム―お正月の晴れ着 ペ・ヒョンジュ
https://bookmeter.com/books/560012
韓国ジョークの世界 朴承薫
https://bookmeter.com/books/2455716
君はこの国を好きか 鷺沢 萠
https://bookmeter.com/books/394525
悩む力 姜尚中
https://bookmeter.com/books/579838

バングラ&インドネシア料理を食べる会

マディナハラルレストラン(インドネシア、バングラ料理:安城)

過去の料理会の記録です。

今回の会場は新安城モスク至近のハラル料理店、「マディナハラルレストラン 」。お店近辺の住民構成上、メニューはバングラデシュとインドネシア料理が中心の多国籍料理で、いわゆるカレーはもちろん、ルンダンやナシゴレンなどもとり揃えられていました。ムスリムの方向けのレストランのため、豚肉は禁忌ですが、牛肉はOKということで一般のインド料理店にはないビーフのメニューが多かったのが印象的でした。スパイスや各種保存食品が充実した食材店も併設されており、今回参加者の中にはキロ単位でスパイスを買う猛者の方もお見えでした。
 今回の参加条件は、バングラデッシュかインドネシアに関する書籍の持参。特にバングラデシュの本を探すのは難しいのではないかと危惧していたのですが、旅行ガイドだけでなく、歴史書、美術書、芸術祭のガイドなど多様な書籍が集まりました。
 注文した料理は以下となります。いわゆるカレーではないメニューを意識して注文しました。見た目は黒っぽくあまり代わり映えしない料理もありましたが、味付けは様々で食べてみるまでのお楽しみの様相となりました。
 味付けに個人的に一番衝撃を受けたのはmorという乳飲料。バターミルクに加え、マスタードや青唐辛子などのスパイス類の他、玉ねぎなども使われているそうで、一口飲んだ時の感想はコールスローサラダ味。さっぱりはしているので、スパイシーな料理との相性は良かったです。

[注文した料理]
タラピアのフライ(現地でよく食べられるスズキの類縁種のフライ。)
ビーフビリヤニ(一般インド料理店では食べられない牛肉のビリヤニ)
アヒルのレンダン(アヒルのココナッツミルク煮。実は一番辛かったです)
ラムキバハール(羊肉のカレー煮)
二ハリ(羊のスネ肉のシチュー)

[持参いただいた書籍リスト]
人さし指会話 ベンガル語
http://sonar-bangla.biz/archives/15
世界の食文化 インドネシア
https://bookmeter.com/books/1865368
ONBEAT Vol.1 バングラデシュ&ネパール
地球の歩き方バングラデシュ
https://bookmeter.com/books/8309806
地球の歩き方インドネシア
https://bookmeter.com/books/12936903
アジアの美術
https://bookmeter.com/books/416448
わがまま歩き バリ島
https://bookmeter.com/books/8145843
大河が伝えたベンガルの歴史
https://bookmeter.com/books/8208217
瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック
https://bookmeter.com/books/6436899
裸でも生きる
https://bookmeter.com/books/559765
裸でも生きる2
https://bookmeter.com/books/473119
貧困のない世界を創る
https://bookmeter.com/books/72956
インドネシア語(ひとり歩きの会話集)
https://bookmeter.com/books/1180326
ニューエクスプレス インドネシア語
https://bookmeter.com/books/6787762
「世界遺産」謎解きガイド
https://bookmeter.com/books/10567983
アジア動物探検記
https://bookmeter.com/books/7901115
もの食う人びと
https://bookmeter.com/books/528225
バングラデシュを撮る
https://bookmeter.com/books/273627
世界の民話〈22〉インドネシア・ベトナム
https://bookmeter.com/books/1534676
虫食む人々の暮らし
https://bookmeter.com/books/156252
インドネシアの歴史
https://bookmeter.com/books/1809172
おいしいバングラデシュ
https://bookmeter.com/books/1411087

タイ料理会

BANGKOK タイ料理(矢場町:タイ料理)

過去の料理会の記録です。

 今回の会場は現地仕様のタイ料理の老舗、「BANGKOK 」。お店の場所柄、内装はタイ在住経験のある日本人男性向けの派手めのものとなっていますが、料理の方はは本格的。トムヤンクンやグリーンカレーなどの定番メニューの他に、見慣れぬハーブや野菜を使ったメニューも多数並んでいます。
 今回の参加条件は、シンプルにタイに関する書籍の持参。タイ料理や旅行に関する本が多めなのは想像通りだったのですが、一見、タイ関連に見えない絵本や小説も持参いただいた方が多く、タイ文化の奥深さが感じられ非常に興味深かったです。
 そして、今回注文した料理は以下となります。トムヤンクンやパッタイなどの定番メニューの他に、ココナツミルクの白色が特徴的なトムカーガイ、卵の黄色が特徴的なプーパッポンカレーなど色んな料理を食べました。こうやって、タイ料理を食べ比べてみると、辛味よりも強めの酸味や甘味、ナンプラーの旨味とのバランスがタイ料理の特徴なことが実感できました。一品一品の量が結構多いお店のため、色んな料理を食べ比べられるのは、大人数での会の醍醐味ですね。

[注文した料理]
*春雨サラダ
*エビ春巻き
*空心菜の炒めもの
*トムカーガイ(鶏とココナツミルクのスープ)
*プーパッポンカレー(カニと卵のカレー)
*トムヤンクン
*グリルポーク
*パッタイ(ライスヌードルの炒め物)

[持参いただいた書籍]
*ともだちがほしかったお月さま
https://bookmeter.com/books/238630
*旅名人ブックス32 タイ北部
https://bookmeter.com/books/1163709
*アジア「女子旅」の達人
https://bookmeter.com/books/11103010
*「世界遺産」謎解きガイド
https://bookmeter.com/books/10567983
*ふたご象のチムとチュム
https://bookmeter.com/books/1309219
*さおり&トニーの冒険紀行 タイで大の字
https://bookmeter.com/books/8004991
*旅の指さし会話帳1 タイ
https://bookmeter.com/books/1323814
*タイ料理のごはんですよ
https://bookmeter.com/books/1956766
*観光
https://bookmeter.com/books/631853
*タイ国の美術 (東南アジアブックス―タイの美術)
https://bookmeter.com/books/2999138
*現代世界の陛下たち:デモクラシーと王室・皇室
https://bookmeter.com/books/13104202
*熱い絹
https://bookmeter.com/books/374668
*エキゾティカ
https://bookmeter.com/books/367515
*日本の中のインド亜大陸食紀行
https://bookmeter.com/books/13798317
*10分で野菜の本格タイごはん
https://bookmeter.com/books/6505154
*ゼロからスタート! タイ移住サバーイマニュアル
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0527745

現地中華料理会

延辺館(新栄:中国東北部料理)

過去の食事会の記録です。

今回の開催形式は、「中国の空想上の生き物」に関する本の持参。集まった書籍は、西遊記、封神演義を始めとした中国の有名な民話、中国民話に基づく日本の作家の作品、神獣・妖怪の解説集、怪奇小説集などなど。今回も多様なジャンルの書籍が集まりました。個人的に知らなかった書籍も多く、また同じ怪物でも本によって様々な脚色がされており、色々興味をそそられました。
 そして、今回の会場は中国東北部(旧満州地域)出身の方に愛されている「延辺館」。これまでの会場では最大の収容サイズの3階建で、100名規模の宴会も可能です。今日も、現地の方の賑やかな声で賑わっていました。注文した料理は以下の通り。見た目のインパクトは、醤大骨(豚の背骨の煮込み)が一番ですが、日頃食べない野菜や干し豆腐などを使った料理もあり、中華料理の多様性を実感いただけたのではないでしょうか。

[注文した料理]
*醤脊骨(豚の背骨の煮込み)
*芹菜水餃(セロリ餃子)
*介蘭蠔油炒(チャイニーズブロッコリーのオイスターソース炒め)
*白菜入りの肉まん(写真撮り忘れましたがかなりのビッグサイズでした。)
*羊肉串(こちらも写真忘れましたが、クミンと唐辛子で味付けされた羊串は中国に限らず良く食べられています。)
*スペアリブとインゲン豆の煮込み
*尖椒干豆腐(唐辛子と干し豆腐の炒め物)
*蛋炒飯(卵チャーハン)
*南瓜餅(カボチャ餅)
*胡麻団子

[持参いただいた書籍]
*「図説 龍とドラゴンの世界」 笹間 良彦
https://bookmeter.com/books/204797
*「鳥姫伝」 バリー ヒューガート
https://bookmeter.com/books/509240
*「聊斎志異」 (岩波少年文庫 (507)) 蒲 松齢
https://bookmeter.com/books/31993
*「聊斎志異考―中国の妖怪談義」陳 舜臣
https://bookmeter.com/books/424455
*「高丘親王航海記」澁澤龍彦
https://bookmeter.com/books/558152
*「月の影 影の海 (上)(下)十二国記 1」小野不由美
https://bookmeter.com/books/5134946
*「封神演義〈上〉妖姫乱国の巻」 許仲琳 (著), 佐竹美保 (イラスト), 渡辺仙州 (翻訳)
https://bookmeter.com/books/535833
*「幻想世界の住人たち 3」 篠田耕一
https://bookmeter.com/books/4512312
*「西遊記(上) (福音館古典童話シリーズ)」呉承恩
https://bookmeter.com/books/361416
*「中国怪奇小説集」岡本綺堂
https://bookmeter.com/books/408288
*「悟浄出立」万城目学
https://bookmeter.com/books/11256768
*「僕僕先生 (新潮文庫)」仁木英之
https://bookmeter.com/books/577614
*「神さまがくれた漢字たち」山本 史也 (著), 白川 静 (監修)
https://bookmeter.com/books/6862
*「水木しげるの中国妖怪事典」
https://bookmeter.com/books/444320
*「姫椿」浅田次郎
https://bookmeter.com/books/542998
*「中国妖怪・鬼神図譜 」相田洋
https://bookmeter.com/books/10123567
*「黒祠の島」小野不由美
https://bookmeter.com/books/571527
*「中国怪談集」中野美代子 、武田雅哉 (編集)
https://bookmeter.com/books/445485
*「中国の神獣・悪鬼たち―山海経の世界」伊藤 清司
https://bookmeter.com/books/6877852
*「鬼灯の冷徹(4)」江口夏実
https://bookmeter.com/books/4567384

ウイグル料理会

烏魯木齊料理(閉店)(新栄:ウイグル料理)

過去の食事会の記録です。

日本人には難読な店名で想像される通り、メインのお客さんは中国系の方ですが、店員さんは日本語堪能で予約や注文には特に困りませんでした。ただ、想定済みでしたが、料理が出てくるペースは極めてのんびりで、最初に注文した料理が一通り揃うまでに約3時間かかる結果となりました。
 今回注文した料理は以下の通り。ウイグル料理は何と言っても羊肉がメイン。羊肉はクミンや唐辛子などの香辛料で調理されており、ちょっとスパイシーなものもありましたが羊の臭みは上手に緩和されていました。

[注文した料理]
*ジャガイモの千切りサラダ
*羊肉串(羊肉の串焼き。クミンと唐辛子は羊肉によく合います。)
*大盆鳥(鶏肉とジャガイモのスパイシー煮。下見の時より大分スパイシーでした。)
*羊肉の塩茹で(ポロ(炊き込みご飯)が作れないとのことでサービスで出して頂きました。)
*ラグマン(手打ち麺。麺はとんでもなく長いです。)
*薄皮包子(餃子というより肉まんサイズ。羊肉の角切りがたっぷり、肉汁もたっぷり。)

 また、今回でウイグル料理店での開催は二度目になることから、持参本の様式は少し趣向を変えて西遊記関連本とさせていただきました。
 お題に西遊記を選んだのは、お話自体は誰もが知っていますが詳細を読んだ日本人はほとんどいないであろうとということに加え、主催者が大学生時代の授業で中国文学の大家の教授から猪八戒に関する愛を熱く語られたことが強い印象に残っていたという背景もあったりします。
 今回皆様に持参いただいた書籍は以下の通りです。西遊記を下敷きにした文学や研究書に加え、書に関する書籍など皆様の興味の幅が伺える選書で大変興味深かったです。
 主催者も上記の授業の資料を持参させて頂き、猪八戒をはじめとした中国の空想上の生き物について皆様にも強いご興味を持っていただけて嬉しかったです。また、上記の他に、ウイグル文化やウイグル語に関する本を持参いただいた方もお見えでした。

[皆様に持参いただいた西遊記関連本]
*「猪八戒の大冒険」武田雅哉
https://bookmeter.com/books/373917
*「西遊記〈上〉悟空誕生の巻」渡辺仙州 / 佐竹美保
https://bookmeter.com/books/486137
*西遊記 キャラクターファイル
https://bookmeter.com/books/2646016
*「現代日本文学館 李陵 山月記」中島敦
https://bookmeter.com/books/6852708
*『西遊記』の神話学―孫悟空の謎 (中公新書)
https://bookmeter.com/books/108097
*「ぼくの孫悟空 (1)」手塚治虫
https://bookmeter.com/books/583777
*「なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?」中野美代子
https://bookmeter.com/books/7270390
*西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)
https://bookmeter.com/books/544643
*別冊NHK100分de名著 読書の学校 出口治明 特別授業『西遊記』
https://bookmeter.com/books/12882981
*孫悟空の誕生―サルの民話学と「西遊記」中野美代子
https://bookmeter.com/books/1064581
*「高丘親王航海記」澁澤龍彦
https://bookmeter.com/books/558152
*「玄奘西域記」諏訪緑
https://bookmeter.com/books/505406
*雁塔聖教序[唐・褚遂良/楷書] (中国法書選 34)
https://bookmeter.com/books/160818
*「西遊記」 胡芳芳
https://bookmeter.com/books/340432
*「悟浄出立」万城目学
https://bookmeter.com/books/8144541
*中国の五大小説〈上〉三国志演義・西遊記 (岩波新書)
https://bookmeter.com/books/513878
*「旅行く孫悟空 (東アジアの西遊記) 」 磯部 彰
https://bookmeter.com/books/4168093
*絵本西遊記 Kindle版 弓館 芳夫 (著), 水島 爾保布 (イラスト)

エジプト料理会

siDra(惟信町:エジプト料理)

過去の料理会の記録です。

 愛知県内で現在エジプト料理が食べられるお店は、調査した限りここ1軒のみとなります。
 エジプト料理はスパイスの量は比較的控えめでトマトやオリーブオイルとお肉が多用された構成。近接する地中海沿岸のヨーロッパ諸国の影響も受けており、日本人でも食べやすい料理が多いと思います。なお、お店のキャパの関係で今回募集定員は10名としましたが、これまでの最短時間で満席となったため、初の追加日程を設けさせていただくこととしました。いつも、早急な参加表明いただいている参加者の皆様に感謝いたします。
 さて、今回注文した料理は以下の通り。お肉中心の構成ですが、豆ベースのペーストやパスタ入りのライスなどなかなか見慣れないメニューも並んでいます。ただ、スパイスの量は比較的控えめで日本人の舌にも合う印象。10名で実施したのでいろんな料理が食べられました。

[注文した料理、ドリンク]
*ホムモス(ひよこ豆のペースト)
*フルミダムス(そら豆の煮込み)
*ピタパン
*ライス(ショートパスタ入り)
*パミヤ(オクラと牛肉のトマト煮込み)
*チキングリル
*ラムチョップとカブサ(炊き込みご飯)
*コフタマシュウイヤ(ひき肉の串焼き)
*シーシュタウーク(チキンバーベキュー)
*スパゲティケバブ
*ビーフレバープレート
*タジンマカロニベシャメル(牛ミンチとチーズのグラタン)
*名称不明(シロップのかかった春巻きのデザート。比較的甘さ控えめで美味しかったです。)
*ロズウィラバン(ライスプディングとバニラアイス)
*オムアーリ(生クリームとミックスナッツのミルフィーユ仕立て)
*カルカデ(ハイビスカスティー)
*マンゴーミルクジュース
*ストロベリーミルクジュース
*ミントティー

また、今回もエジプトに関する書籍を参加者の方に持参いただきました。エジプト関連本は、ピラミッドやナイル文化などを含めると多数日本語で出版されており、探すのは比較的容易だったと思います。古代エジプト関係の書籍が多めの印象で、ツタンカーメンやイシスなどエジプト神話に関する本も持参いただきました。皆さんお好きですね。

[皆様に持参いただいたエジプト関連本]
aruco エジプト
https://bookmeter.com/books/1052993
ヒエログリフがわかる絵本
https://bookmeter.com/books/227529
図解古代エジプトシンボル事典
https://bookmeter.com/books/1517992
ツタンカーメンと出エジプトの謎
https://bookmeter.com/books/227918
誰がツタンカーメンを殺したか
https://bookmeter.com/books/234183
運命の王子
https://bookmeter.com/books/1253208
古代エジプトうんちく図鑑
https://bookmeter.com/books/494162
古代エジプト王国トラベルガイド
https://bookmeter.com/books/349751
ナイルに死す アガサクリスティ
https://bookmeter.com/books/574364
世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編
https://bookmeter.com/books/4047181
イシス 山岸涼子
https://bookmeter.com/books/567344
ラー 高野史緒
https://bookmeter.com/books/469335
旅の指さし会話帳 エジプト
https://bookmeter.com/books/93511
ファラオの食卓
https://bookmeter.com/books/1958114
おいしい中東 オリエントグルメ旅
https://bookmeter.com/books/7112057

パキスタン料理会

アッバシ(稲永:パキスタン料理)

過去の食事会の記録です。

会場は、港モスク至近のアッバシ。港湾地帯ということでラーメン屋さんなどガッツリ系のお店が立ち並ぶ中に、今回会場としたパキスタン料理をはじめとしたイスラム圏の各国料理のお店が各種立ち並んでいる不思議なエリアにお店はあります。
 お店に入ると、まずはアルジャジーラの放送がお出迎え。店内には日本人の姿はなく、気分は既に海外旅行。メニュー一切なしで片言で注文のやりとりをした結果、1時間ほどの間ドリンク以外は注文が通ってなかったというトラブルも発生しましたが(すみませんでした。)、その後はドカドカと注文したメニューが立ち並びました。
 今回注文したのは、以下の料理。基本的にはスパイス、羊肉ガッツリです。お米以外の主食はロティと呼ばれる全粒粉の無発酵のパン。精製小麦粉で作るナンと比べて安価で手軽なことから現地ではこちらがよく食べられます。
 料理で一番インパクトあったのは、マンガ肉のような大きな骨つき肉が鎮座したニハリ。現地では朝食でよく食べられるそうです。カレーとバスマティライスを重ね蒸しするビリヤニもボリューム満点。
 そのほかにも、コフタ(肉団子と卵のカレー) 、チャナマサラ(ひよこ豆のカレー)などスパイスをふんだんに使った料理で腹9分目となった後、トドメにサービス品としてデザートのお菓子とザルダ(ドライフルーツ入りの甘いピラフ)まで登場し出席者全員お腹パンパンの結果となりました。一部のメニューについては参考URLへのリンクを記載しました。関心持たれた方は是非ご覧ください。

マトンニハリ(羊スネ肉のシチュー 。女性陣の評価が高かったのはこちらの料理でした。)
http://majin.myhome.cx/pot-au-feu/dataroom/cooking_method/india/nihari/nihari.html
チキンビリヤニ(チキンカレーと米の重ね蒸し。ちゃんとした作り方をしてると自然な色むらができます。)
http://fugutunatennis.blogspot.com/2016/02/blog-post_28.html
ザルダ(ドライフルーツを使った甘いご飯。明らかに日本人には異質な味ですが、アメリカでもご飯はミルクで炊かれることもあります。)
https://ameblo.jp/malihas/entry-10720524791.html

 また、今回も料理にちなんでパキスタン関連の本を持ち寄っていただきました。例によって本のジャンルはバラバラで、バラエティ豊かな書籍が揃いました。パキスタンという日本と接点が少ない国だったこともあり、結構書籍を探すのに苦労した方が多かったようです。
そして、ある意味今回の1番の衝撃だったお会計。メニュー、値段等一切開示されず全てお任せのお会計の結果には一同唖然でした。

[持参いただいた本リスト]
わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女
https://bookmeter.com/books/7470356
マララとイクバル パキスタンの勇敢な子どもたち
https://bookmeter.com/books/9285082
武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り
https://bookmeter.com/books/7476893
お隣りのイスラーム
https://bookmeter.com/books/12488357
パキスタンを知るための60章
https://bookmeter.com/books/202167
イスラム飲酒紀行
https://bookmeter.com/books/3335603
季刊 民族学
https://www.senri-f.or.jp/category/journal/
珍夜特急
https://amzn.to/2NGryrI
知られざる素顔のパキスタン
https://bookmeter.com/books/4077298
カワイく着こなすアジアの民族衣装
https://bookmeter.com/books/50888
カレー語辞典
https://bookmeter.com/books/11055031
旅の指さし会話帳75パキスタン (ここ以外のどこかへ)
https://bookmeter.com/books/340584

各国料理を食べながら、アフリカにバッタを倒しに行った男について語る会

過去に開催した異国料理を食べながらの読書会です。

カフェ クロスロード(ささしまライブ駅:各国料理)

“美味しい各国料理を食べながら、アフリカにバッタを倒しに行った男について語る会”、略してバッタ会を開催しました。
 課題本 “バッタを倒しにアフリカへ”は、生物系若手研究者の手記という非常にマニアックな題材ながら、著者のやや自虐的なパフォーマンスと真面目な研究内容のギャップの凄まじさが理系以外の方の心も捉えて、見事に本年度の新書大賞を受賞し累計発行部数が20万部を超えています。

 著者は、ファーブルに憧れて昆虫学者を目指して博士課程を卒業してポスドクの道を歩み出します。ただ、研究対象に日本に生息していないサバクトビバッタを選択したとこともあり、なかなか大学の正規ポストを得ることができません。
そんな中、一発逆転を期して著者が選んだのがアフリカのモーリタニアでの研究生活。本作では、先進国の研究者が皆無の当地での破天荒な日常生活とバッタの研究、そして次のポストの為の就職活動の模様が綴られています。
 今回は11名の方にご参加頂きましたが、理系の方はもちろん文系の方からも著者の生き様について、多様な意見を出していただきました。

*研究テーマを選ぶ場合、できるだけ楽に多数のデータを集めるために実験対象は容易に入手でき、繁殖にも手間がかからない生物を選ぶのが常套手段。この著者はそもそも、実験対象に日本で生育していないサバクトビバッタを選んだ時点から覚悟が違う。(実験対象にしにくい動物の例としては例えば、クマが挙げられる。繁殖もしずらく、飼育に危険が伴い、野生環境での個体数も減少傾向)
*理系の若手研究者(ポスドク)の大変さがよく理解できた。弟が同じような境遇だがほとんど24時間研究して何とか頑張っている。もう少し大事にしてあげようと思った。
*著者の別の本(孤独なバッタが群れる時)を読んで、ちゃんと著者が真面目に研究していることを知って安心した。
*ニコニコ動画のようなメディアをうまく活用している所がすごい。理系研究者は真面目だが、わかりやすく自分のすごさを表現できる人は少ない。この著者はアピール力がすごい。
*この著者は、ポスドクの中では明らかに成功者。著者の陰で何百人のポスドクが夢敗れて別の道を歩むことを余儀なくされている。
*本気で一つの物事を突き詰めてタイミングを見誤らなかった方には、道が開けると感じた。学生時代にお世話になった教授も若い頃は似たような経験をしていたそうで、同じような境遇の若者に恩返しがしたいという話をされていた。
*一般的な日本人が捉えているイナゴとバッタの概念が逆なことに衝撃を受けた。
*裏ヤギ(お世話になった人にお礼としてヤギ1匹丸ごと提供)に代表されるように、海外で人を動かすには工夫が必要。同じ釜の飯を食うというのは、コミュニケーションの基本だと思う。お金に相当するものは高くても安くてもダメだし、やってくれたら大袈裟に喜んでお礼を言うのも必要。

 この他にも、昆虫採集、雅楽、図書分類等々、いろんなの方面の話で盛り上がり、皆さんの興味関心の広さが伺えました。

 今回会場に使ったのはJICA中部1Fのカフェ クロスロード。世界各国の料理がお手頃価格で楽しめるこのカフェは、JICAの海外研修員の方の食堂も兼ねています。日本向けにアレンジされたメニューもありましたが、名古屋では中々食べられないアフリカ諸国のメニューも多く取り揃えられており、ご参加の皆様に大変好評でした。聞きなれないメニューには関連のリンクを貼っておきましたので、ご興味ある方は参照ください。

ボボティー(南アフリカ カレー味のミートローフ)
http://e-food.jp/recipe/boboti.html
ドロワット(エチオピア チキンのカレー風煮込み)
http://africook.blog.fc2.com/blog-entry-34.html
ルンダン(インドネシア 牛肉のココナッツ煮込み)
https://ameblo.jp/tidur-tiduran/entry-11193563794.html
ピンカイ(ラオス 焼き鳥)
https://kellysiewcooks.com/2014/06/10/aff-indochina-ping-kai-laotian-grilled-chicken/
コシーニャ(ブラジル 鶏肉のコロッケ )
http://www.potatoairlines.com/potato_dishes/brazil_01.html
リングイッサ(ブラジル 極太ソーセージ)
マトンケバブ(アフガニスタン)
チョリソーオーブン焼き(メキシコ)
タイ風オムレツ
モロッコ風色々豆サラダ