韓国料理会

コリアタウン(新栄:韓国料理)

過去の料理会の記録です。

今回は韓国人作家の小説の持参を参加者の皆様にお願いしました。家族、特に父親との関係性や封建的な社会の息苦しさをユーモアを交えて問題提起した作品、韓国と日本という二つの祖国の間で自己のアイデンティティに逡巡する在日3世の思いを綴った作品などに加え、豊臣秀吉の朝鮮進出を阻止した李舜臣の活躍を描く歴史小説、韓国の晴れ着について可愛いイラスト付きで書かれた絵本など、多様な作品が集まりました。
 そして、今回注文した料理は以下の通りです。チヂミ、キムパといった定番料理に加え、現地ではサムギョプサルと人気を二分するポッサム(茹で豚をキムチや唐辛子などと一緒に、サンチュで包んで食べます。)、韓国風茶碗蒸しのケランチム、炸醤麺の韓国風アレンジであるチェジャン麺、注文単位が鶏1羽単位のヤンニョムチキン(鶏の甘辛揚げ)などを注文しました。
 茶碗蒸しは卵メインで日本の物よりも大分大きく、ジャージャー麺の韓国風アレンジのチェジャン麺は見た目は真っ黒で甘みが強く肉より野菜が多いなどの独自のアレンジはされてはいますが、距離的に近いこともあり和食や中華料理との共通点が感じられる料理が多かったのが興味深かったです。なお、韓国では4月14日は恋人がいないフリーの男女が黒い服を着て、チェジャン麺を食べるブラックデーという慣習が1990年代から突然できたそう。こういった流行に影響されやすい国民性も日本との共通点が感じられますね。
 
 今回の募集も定員到達までわずか1時間という状況の中、初参加の方を含めて12名の方にご参加いただきました。会話の中では、韓国旅行時の話も聞かせていただけてありがたかったです。

【注文した料理】
*野菜チヂミ(野菜たっぷりで、サクサクでした。)
*ケランチム(韓国風茶碗蒸し。卵がメインで日本の物に比べてだいぶ大きいです。)
*ヤンニョムチキン(鶏の甘辛揚げ。味噌ベース。)
*トックスープ(お餅入りのスープ。餅は日本の物より溶けずらい感じ)
*ポッサム(茹で豚。キムチや青唐辛子と一緒にサンチュ、エゴマに包んで食べます。)
*チェジャン麺(韓国の炸醤麺。かなり甘めの味付けです。)
*キムパ(韓国風のり巻き。こちらもごま油の風味豊かです。)

【持参いただいた韓国人作家の本】
菜食主義者 ハン・ガン
https://bookmeter.com/books/3353045
ギリシャ語の時間 ハン・ガン
https://bookmeter.com/books/12354950
カステラ パク・ミンギュ
https://bookmeter.com/books/8049469
娘について キム・へジン
https://bookmeter.com/books/13388774
フィフティピープル チョン・セラン
https://bookmeter.com/books/13140149
孤将 金薫
https://bookmeter.com/books/149648
ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに キム・シンフェ
https://bookmeter.com/books/12654537
走れ、オヤジ殿 キム・エラン
https://bookmeter.com/books/12507198
ソルビム―お正月の晴れ着 ペ・ヒョンジュ
https://bookmeter.com/books/560012
韓国ジョークの世界 朴承薫
https://bookmeter.com/books/2455716
君はこの国を好きか 鷺沢 萠
https://bookmeter.com/books/394525
悩む力 姜尚中
https://bookmeter.com/books/579838